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第3部「2016年に売上げを伸ばすアフィリエイト方針はこうだ!ライバルに先んじろ」

ちょっと年をまたいでしまいましたが、やっとレポートが完成しました!

 

第3部「2016年に売上げを伸ばすアフィリエイト方針はこうだ!ライバルに先んじろ」

 

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この回では古澤さんの実際に運営されているサイトを見ながらの内容でした。

申し訳ありませんが、古澤さんのサイトを勝手に載せたり、キーワードを載せたりするわけにはいきませんので、どうかご了承下さい m(__)m

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超激戦ビッグキーワードで2位に下層ページが上がってきているライバルのページ。

ttps://www.e-lifestage.info/archives/76

 

自然言語処理の進化と、グーグルはユーザーの検索行動の解析をアルゴリズムに入れてある。

「◯◯とは」という検索結果も必ずビッグキーワードの検索結果に入ってくる。

 

ユーザーは「◯◯の方法」を知りたい人よりも、「◯◯とは?」という言葉の意味を知りたい人の方が多いため、ユーザーの検索行動が加味されて上位に上がってきたと思われる。

 

【行った施策】

◯◯とは?のページをフルリニューアル。

500文字位のしょぼいページを9000文字くらいで、イラストや写真も沢山入れた役立つページに大改造した。

 

【施策結果】

ビッグキーワードで上位表示は難しくてもアンサーボックスは出た!

検索結果ではまだ「◯◯」で上位表示できていない。

しかし、アンサーボックスに表示してくれた!⇒実質1位!

 

【アンサーボックス対策】

今、色んなキーワードでアンサーボックスが出てくる様になってきている。

アンサーボックス狙いで最も濃いコンテンツを入れる事は、1位を狙い撃ちする様な事。

アンサーボックスに出ると、PCCTRが180%、SPは18%上がった!

「とは」「価格相場」でアンサーボックスが出る。

 

アンサーボックスを出すには、

「気が触れたくらいのコンテンツ」を作りこむと、画像入りで出てくる。

 

【「Google検索品質評価ガイドライン」を読み解く!】

General Guidelines/検索品質評価ガイドライン(英語のページ)

http://ow.ly/WjdGJ

 

以前(2014年くらいまで)は、グーグルから情報が漏れた時にSEO界隈で話題に上がっていた内容です。

「検索品質評価ガイドライン」はもろにアルゴリズムの情報のため、

グーグルの機密情報だったけれど、本物の情報かどうか?定かではなかった所もあった。

現在ではグーグルから公表されている。

 

 

・クオリティレイター

ライオンブリッジ社のクオリティレイター求人。

日本人クオリティレイターへのインタビュー。

古澤さんが実際に見つけて面談して話を聞いてきた!(貴重な1次情報)

 

このクオリティレイターの方は、当時全くSEOやウェブマーケティングの事は何も知らなかった。英語が得意で活かせる仕事を探していただけ。

 

彼女は、まずガイドラインを読み込み、練習問題を受験し受かってから初めて採用された。

仕事にはフィードバックが帰ってきて、ガンガン首になるらしい。。

アメリカの人事の文化では、このように次の日には首になっているなんて事も普通にあるらしい。。

 

EAT(専門知識・権威・信頼性)判断を強く求めらる。とてもハードな仕事だった。

生息する領域が全く違う英語の出来る人で、SEOなどやっている人間は普通は出会わない人間。

 

Googleの作っているアルゴリズム

・検索意図の一致度

・ページ品質の高低

 

EAT(専門知識、権威、信頼性)を元に判定されている。

クエリタイプによってパターン化している。

クオリティレイターさんの評価データを大量に集めてAI機械学習して、アルゴリズムにフィードバックして精度をより高いものにしていると思う。

 

例)ユーザーは購入前に「会社概要」は必ず見る。としたら、

しっかりと会社概要ページを作る必要がある。社長あいさつなどが入っているか?理念をしっかりと掲げているか?などなどがコンテンツSEOで重要になってくる。

 

 

YMYLYour Money or Your Life)に関しては特に厳しく評価される。

アメリカではYMYLに対するEATは特に厳しい。日本も直ぐに厳しくなる。

(古澤さんはアメリカで何年もSEOの最新情報を集めてきた。)

 

消費者金融などのキーワードでは、アフィリサイトは最近上がってこなくなった!

アルゴリズムが進化した証拠。

 

EAT」と「検索一致度」の2軸で評価される!

5段階で評価される。

X軸とY軸で面積で考えたら良いかも。)

 

<今後の対策>

・専門家を使う必要がある。もしくは専門家になる必要がある。

例えば、

資格を取得してしまい、専門家が運営しているサイトとしてしまう。

専門家ではなくてもオタクが必要。

経歴、資格、受賞、出版、メディア露出、情報発信。

 

大学教授、准教授にアプローチして書いてもらう事は意外と難しくない。

監修だけでもしてもらう。

 

著名人、有名人に出てもらい監修してもらう。1記事の取材で出てもらう。

15万円から40万円で商品を試して対談してもらえる。

 

権威性の高い記事を入れていく必要が、どんどん高くなってくる。

人間(クオリティレイター)の判断にアルゴリズムが近づいてきている。

 

・評判管理・ブランディング

評判があるかどうか?

「サイト名」が重要。ブランディング。固有名詞の名前を付ける。

 

例)「価格.com

ニュースサイト、SNS、レビュー、ブログコメントなど、評判を集めている。

名前を育てていく。サイト名検索がされる、つぶやかれる事が重要。

 

キーワードプランナーで10回で良いので、月間検索数が出てくる事がグーグルから承認されている証拠。

サジェストで出てくると、グーグルはしっかりとブランドを認識しているという事。

 

3年前の検索エンジンと今の検索エンジンは全く違う!

 

・リサーチャーの登用

根拠あるデータを提示する。そこから考察する事は何か??

エビデンスが重要。

 

ファベルカンパニーはリサーチャーがいて、リサーチ専門で仕事している。

厚生労働省へのリンクを貼る。などが重要。

(発リンクのアルゴリズムに関係していると思う)

 

リサーチは出来るだけ高学歴な人が向いている。

B-styleなど活用して、リサーチ専門でやってもらうと良い。

B-style

http://www.bstylegroup.co.jp/

 

今アメリカでは起きている事は、1~2年後に日本でも必ず来る!

 

スマホで今直ぐ売上アップ3原則】

スマホ化と軽量化!

PCレイアウトは絶対ダメ!クールでかっこいいMT&WPテーマで買えばイイ。

 

・固定ヘッダー

メジャーサイトの型に合わせる。UXが非常に良い。

アプリの様に使える、2段でもOK

 

・追っかけバナー

追っかけバナーが邪魔なんだけど、パンチが効く!

 

バナーをクリックすると、サイト内のLP(クロージングページ)に飛ぶ。

追っかけバナーで売上4倍!

6月と11月でアコムCVRが2倍に。

売上で4倍に!

 

季節要因がどのくらい大きいのか?コレを調べる必要があると思う。

単純にこの追っかけバナーの効果のみと考えるのは危険だと思う。。

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(柴田所感)

第3部の古澤さんの内容は本当にすごかった。

めちゃくちゃ濃い内容で、今まで聞いた事ない1次情報が沢山出てきました。

 

多分、セミナーに参加しなければ、この情報には1年以上は出会わなかっただろうという内容。多分、無料では表に出てこない情報だと思います。

ですので、レポート内容も実際のキーワードやサイトは出来るだけ出しませんでした。ごめんなさいm(__)m。どうかご理解下さい。

 

でも、このパートだけでもアルゴリズムの濃い所をしっかりと勉強出来ました。

今後の日本の検索エンジンの向かう先が見れたと思うし、今から対策して備えていきたいです。

 

 

コンテンツは作って終わりではなく、アクセス解析を行い(特にクエリの解析)、そこからいかに良いコンテンツにブラッシュアップ出来るか?が重要だと思った。

 

どこの会社も良いコンテンツを作って、当たるか外れるか?で終わりになっていると思う。

それはリリース後にクエリデータが集まるまでの時間が待てず、他の仕事に専念しているから、ブラッシュアップする時間がなくなってしまったり、モチベーションが続かなかったり。。

そもそもリリース後、鳴かず飛ばずでクエリデータ自体ほとんど集まらない事も普通に起こる。

 

PDCAで言えば、PDCまでで殆ど終わってしまうという事になる。

Aまで行い2週目のPDCAを回してはじめて、PV数も順位も伸び、CVもしっかりと取れるようになってくるんだと思う(土台を作って力尽きるという感じ)。

 

ここまでやれる計画とスケジュール、体力を持てるか?

それとも、リメイク自体を外注するのか。

今回の「ミエルカ」はCAのチェックと改善の所を大分簡略化出来るツールで、PDCAの失速する後半を一気に楽にして2周目のサイクルにスムーズに入っていけると感じました。

法人用とアフィリエイター用でプランが分かれています。

アクセス解析データが溜まったら無料お試しで試してみてください。

 

無料お試し14日間

「ミエルカ」http://mieru-ca.com/

 

そういえば、

以前、㈱ウェブライダーの松尾さんが仰っていた「コンテンツのリメイクをするサービス」が今後は需要が増すという事の意味が良く分かりました。

 

少人数でコンテンツ制作からリメイクまでやるとなると、やはり社内の人間だけでは限界があると思います。

本格的な記事を書けるライターか、記事を書けるSEOマーケターが欲しいと思っています。

 

さて、求人を今年も頑張るか!